図書館で表紙に誘われて手に取った一冊、
『世界一美しい昆虫図鑑』には、宝石のような昆虫たちの美しさが詰まっていました。
単純な昆虫図鑑ではなく、色彩豊かな昆虫たちがきれいに並べられた作品も紹介されており、
驚くほど美しいモルフォ蝶や、 コメツキムシ、オサムシ、タマムシ、ハナムグリ、コガネムシといったメタリックカラーの甲虫が登場します。
これらの昆虫を使用した作品は、虫の特徴を捉えつつも美しさが際立つものばかりで目を奪われます。
ただ、この図鑑は単にカラフルな昆虫を紹介するだけではありません。
植物に擬態する昆虫や、
驚くべき構造を持つ昆虫など、
多彩な昆虫の魅力を紹介しています。
例えば、ロクロクビオトシブミの首の長さはまさにろくろ首で、
その独特の姿は圧巻です。
この図鑑を通して、世界には本当に美しい昆虫がたくさん存在することを実感しました。
昆虫好きとして、たまらない一冊を見つけたものでした。
何度もページをめくるたびに、妻から「図鑑好きねぇ」と子供を相手にしているような声で言われるほどです。
こんな美しい昆虫たちを見ていると、
自分でも昆虫の標本を作ってみたくなりました。
国内で手に入るカラフルな甲虫、
例えばヤマトタマムシ、カナブン、ルリクワガタ、センチコガネなどを集めて並べると、
きっと素晴らしい標本作品ができると思います。
集めるのは大変そうなので、
今年はタマムシやカナブン、カブトムシから始めてみようと思っています。
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